もっと飛躍したい女性起業家のためのWEBブランディングコンサル吉田星子です。
えっと、ちょっと、批判的な記事を書くのはいつも控えているのですが・・・
先日の、ローソンのパッケージ変更。ご存知ですか？
朝の目覚ましTVでは、ローソンがオリジナルブランド商品のパッケージをシンプルデザインに変更で売上が伸びた！
デザインがかわいい！とコメンテーターさんが述べていて。
そうなんだ～と思って、ローソンに行って、冷凍うどんを買おうと思ったら・・・
正直なところ、真面目に「わかりにくい」と思っていました。
パッケージそのものはシンプル好きな人にはいい。
だけど、全部同じデザインだから「どれがなにの商品かわからない！！！」
一番見分けたい『商品のイメージ』画像が小さくて、うどんを探すにも一苦労。
しかも、袋の一部が透明だったら、まだ「冷凍うどん」らしきものをさがせるのに、すっかりベージュのパッケージで覆われているから、全然わからない。
ドリンクも、、、
本当に、心底「う、、、わ、わかりにくい」。
でも売り上げ伸びたって、テレビで言ってたけど・・・？
話題になっている一時的にってことになるんじゃないかなと思っていたら、、、
もうすでに2日前のことになっていますが、社長がパッケージ変更を考えているとの表明が。
これが、無印良品とかだったら、全然OKなんでしょうけどね。
無印良品は、そういう「シンプルで機能的なもの」が好きな人にターゲットを絞っているから。
でも、コンビニは、趣味嗜好がいろんな人が来る場所。
時間がない
さっと選びたい
便利に使いたい。
それが一番のニーズ。
そのニーズと、大幅にズレたデザインをしたから、このようなことになったんでしょうね。
もしかして、「他のコンビニ」との差別化で勝負に出た戦略だったかもしれませんが。
【余談】
売上伸びたなら、戦略としては成功！このまま突き進むこともできたけど、社会インフラでもあるコンビニとして、消費者の意見を取り入れて、見直しをするのは英断ですね。
だって、ここまで一斉にデザイン変更するのって、企業にとってはものすごいプロジェクト。
企画、競合調査、売上伸び予測もたてて、すんごい試算表を作って、複数部署と調整して、稟議書あげて、デザイナーや印刷会社と調整して、納品日や何なら、恐ろしいほどの時間と人材労力をかけたプロジェクトだったんですから。携わった方、改善に今から取り組む方、お疲れさまです！
—余談終わり—
さ、たかがパッケージ？？
いやいや、ブランディング、ニーズを考えたデザインって、本当に大事。
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