こんなお悩みはありませんか?
- 個人事業主・中小企業として、強みを持ちたい・PRしていきたい
- 自分・自社の商品・サービスを、効率的により多くの人に知ってほしい
- ブランディングはやったほうがいいと聞くけれど、大企業向けのブランディングは参考にならない・・・
- 個人事業主・女性起業家・中小企業が具体的にどうブランディングに取り組めばいいかわからない
- 自分・自社のブランディングにつながるホームページ・WEBサイトを作りたい
ブランディングは「やったほうがいい」「大切」とは分っていても、
なかなか時間が割けない・・・
考えはするけどまとまらない・・・
自分・自社の場合はどうしたらいいかわからない・・・
何を目的に整理していけばいいか知りたい・・・
というケースが多いのではないでしょうか?
これまでの時代は、商品・サービスを出せば売れるとも言われた時代ですが、今や、副業も解禁され、起業・開業する人もすごく増えた時代です。
右を見ても左を見ても同業他社・・・その中で選ばれるにはどのようにしたらよいでしょうか?そんな時にこそ、ブランディングに取り組むタイミングです。
商品・サービス・物・情報にあふれる時代だからこそ、「ブランディングをすることで『お客様から選ばれる』」ということを目指しましょう。
こちらの記事ではブランディングの基本のキをお伝えしつつ、メリットについても解説していきます。
実際にブランディングに取り組まれたい方は、こちらの記事も参考になさってくださいね。
⇒「90%の人が知らない!ブランディングにはインナーブランディングとアウターブランディングの2種がある。ブランディングの手順とポイントをわかりやすく解説」
1.ブランディングとは一言でいうとどういうこと?
ブランディングとは、一言に言うと自分・商品・サービス・企業の価値やイメージを「よいイメージで覚えて」もらうために行う取り組みです。
ターゲットとなるお客様が
「こんな悩みを解決したい」
「こんなことがしたい」
「こんなものが欲しい!」
と思ったときに
「それならこの人に頼もう!」
「それならこの商品・サービスを受けよう」と
自分・自社の商品・サービスを選んでもらうために行う戦略です。
2.ブランディングはマーケティングとどう違うの?
商品・サービスを認知して・販売していくためには、「マーケティング(広告・販促)」そして、「セールス(販売)」が必要です。
たくさん広告すればするほど、売れる。これが、マーケティングです。
例えば、企業の場合は、10万円の広告費をかけて、1000人が広告をクリックして、10人が買う。
これを、100人に買ってもらおうとすると、広告費を10倍にすれば、100人に売れることになります。
個人事業の場合は、SNSなどの投稿を、1000人が見て、10人が商品・サービスに申し込んでくれる。この10倍の申し込みを得ようとすると、SNSの投稿を10倍にする。
これが、一般的なマーケティングです。
一方、ブランディングは、量を増やすのではなく、「質」を上げていくことになります。
先ほどの事例で言うと、
企業の場合は、10万円の広告費をかけて、1000人が広告をクリックして、10人が買う。
これを、ブランディングの力を使っていくと、広告費10万円のままで、120人に売れるようにしていくこと。
個人事業の場合は、SNSなどの投稿を、1000人が見て、15人が商品・サービスに申し込んでくれる。
つまり、「予算」や「労力」を維持したまま、「質・効果を上げていく」ことが、ブランディングの役割です。
ひとり起業・少人数経営だと、業務量が増えてしまうと、いつかキャパオーバーになるため、業務量を維持もしくは改善しながら、利益を上げていく体質にしていくことが大事だと考える方は、ぜひブランディングに取り組んでいただきたいと思います。
3.ブランディングに成功すると、セールスも楽になる
先ほど、一般的なマーケティングでは「マーケティング(広告・販売促進)」をして、「セールス」するとお伝えしましたが、ブランディングに成功すると、このセールスが非常に楽になります。
買ってください!!と熱烈に営業しなくても、「買いたい」「お客様から選ばれて自然と売れる」ということが起きていきます。
セールスが苦手と思う人も、ブランディングに取り掛かることで「セールスしなくていい」というメリットがありますね。
4.ブランディングで目指していくべき方向性・目的は何でしょう?
ここまで、ブランディングの基本と、マーケティングとの違いについて簡単にまとめましたが、ブランディングと聞くと、大企業や、高級ブランドのブランディング事例は思い浮かぶけれど、
いざ、自分事に置き換えて、個人事業主・女性起業家・中小企業のブランディングはどうしたらいいかわからない。ということはありませんか?
大企業や高級ブランドに比べて、「個人や中小企業」ができることは限られているから、ブランディングなんてしても意味がない、そんな気持ちになる人も多いかもしれません。
個人事業主やSNSで発信している人の場合は、キラキラ・ギラギラ・見た目を素敵にする・ホテルでランチしている様子を投稿するというイメージを持つ方も一定数いらっしゃいます。
かくいう、私も、ブランディングを本格的に学ぶ前は、そういうイメージを持っていましたし、実際に、見た目をステキにしてみたり、ホテルでランチもしてみたこともありました(笑)
いろんな遠回り・失敗!?もしながら実践を重ねた結果、ブランディングで目指していくべき方向性・目的は実はシンプル。
このようにまとめることができます。
自分・自社が提供する商品・サービスに対して、
・お客様からの信頼や愛着の大きさ(顧客ロイヤリティ)や共感性を最大限に高めつつ
・自社商品・サービス正しく認識してもらう
ことで
・他の商品・サービスや企業に真似されない独自の付加価値を創造し
・競合と差別化(正しくは、「個別化」)を実現することができるので
・価格競争に巻き込まれない ということを
実現していくことです。
5.ブランディングを行うメリット5つを更に掘り下げてみてみよう
①価格競争から脱却できる
価格競争に巻き込まれなければ、ビジネスでは低単価で疲弊することが無くなると思いませんか?
この記事の前半にも書きましたが、副業・起業・開業する人が増えているなかで、同じ商品・サービスを提供している人はたくさんいます。
右を見ても左を見ても、同業他社がたくさん!ということはありませんか?
その中で、あそこより安くしないと人が集まらない…と焦ったり、数をこなして疲弊する働き方は精神衛生的にも辛くなりいつか限界を迎えます。
ブランディングによって価値が向上し、商品・サービスに「ブランド力」という付加価値が付けば、低価格競争に参戦せずともお客様から選ばれるようになっていきます。
ブランドによる差別化を武器に低価格競争から脱却できれば、自分自身や従業員が疲弊する現状を打開できるため、持続的なビジネス展開を実現できるでしょう。
②商品・サービスとお客様のミスマッチをなくしWIN-WINのビジネスができる
自社商品・サービスを正しく認識してもらうことも、ブランディングの大切な要素になります。
自社商品・サービスを正しく認識され、それが必要な人に提供すれば、「理想通りでした!」と顧客満足度も高くなります。
逆に、自社商品・サービスを正しく認識されていないと、「こんなつもりではなかった」といったミスマッチを起こすことになり、クレームに発展することも。
もちろん、自社では一生けん命サービスを提供したはずなのに・・・。お客様には費用が発生し、自分の商品サービスにはクレームがついて自信がなくなる。という、悪循環に。
自社商品・サービスを正しく認識してもらうことで、ミスマッチもなくなり、自分らしい・自社らしい働き方もでき、まさに、お客様にとっても、自分・自社にとっても「質」を上げながらWIN-WINのビジネスを提供していくことができるのです。
③ビジネスの効率化が図れるようになる
個人・中小企業のように、24時間限られた時間のなかで、人・予算も限られた中で成果を上げていくには、どこかのタイミングで、効率化を考える必要がでてきます。
価格競争から脱し、お客様から信頼を得られるビジネスを構築できれば、おのずと、ビジネスの効率化が図れていきます。
ただ、今日やって明日すぐできることではないので、着実に行っていく必要があります。
④利益率に好影響を与えられる
上記①・②・③・を達せられると、利益率が向上していくことは言うまでもありません。
高い信用・信頼があれば、高単価の商品・サービスでも顧客から支持されます。高単価の商品・サービスが売れるようになると、利益率に良い影響を与えられるでしょう。
ブランドの高まりは、顧客がロイヤルカスタマー(リピーター、口コミで新たなお客様を紹介してくれる)ができていくことになります。
新規顧客を獲得するためには、既存顧客に販売する場合の5~7倍のコストや労力が必要と言われています。リピート率の向上により販売コストを削減できるため、利益率アップにつなげられるでしょう。
⑤人材確保・より強い組織づくりにつながる
今回は、商品やサービスをメインとしたブランディングのお話をしていきますが、ブランディングを、企業経営に取り入れることで人材確保やよりよい組織づくりにもつながっていきます。
採用活動や人材育成では、自社理念に合った社員が集まったり、育っていくため、離職率が低くなったり、自社理解が深い社員が営業活動を行うことで営業力が高まったり、より強い組織を作っていくこともできます。
6.まとめ
個人事業主・女性起業家・中小企業のための「ブランディングの基本」と「ブランド構築5つのメリット」についての記事はいかがだったでしょうか?
ここまでのメリットがあるなら、取り組みたいと思われた方も多いのではないでしょうか?
では、具体的に
・実際にブランディングに取り組むときの順番
・どういう風に進めていくのか?
・ブランドを表現していくにはどうしたらいいのか?
ということを、こちらの記事にまとめましたので、あわせてご覧ください。
⇒「90%の人が知らない!ブランディングにはインナーブランディングとアウターブランディングの2種がある。ブランディングの手順とポイントをわかりやすく解説」