マーケティングは恋愛に置き換えると分かりやすい
もっと飛躍したい女性起業家のためのWEBブランディングコンサル吉田星子です。
今回は、マーケティングの全体像を理解してもらうために、マーケティングを「恋愛」に置き換えてお伝えします。
前回のビジネスに必要な2つの能力のうち、売上をつくるには、マーケティング能力が大事、とお伝えしました。
そして、マーケティング能力を発揮するには、お客様の立場にたって、思いやりのある対応と、人間関係の構築が必要だとお伝えしました。
<まだ読んでいない方は前回の記事を読んでみてくださいね>
ここでの、恋愛ストーリーの前提条件
今からするお話の前提条件を、一度整理しておきますね。
商品を売る側の人=あなたのことを片思いしてくれてる男性(A君)。つまり、ぼくのことを買ってほしい(付き合ってほしい)と思っている人。
商品を買う側の人=あなた。付き合うかどうか決める側。
として、お話をしますね。この前提で、ここから読み進めてください。
告白はいつするのか?いつされるのか?
さて、ビジネスをやるうえで、売上をあげたいがゆえに、いきなり、「こんなビジネスをやっています!」とか「買ってください」と言う人がいますが・・・これは、恋愛に例えると、
あなたのことを片思いしてくれてるA君が、いきなりあなたに告白して、「つきあってください!」と言ってるようなもの。
私だったら、ドン引きします(笑)
きっとみなさんも同じ。
にもかかわらず、ビジネスになると、これをやっちゃってる人がどうやら多いらしいです。
告白されるまでに欲しい「ステップ」
あなたは恋愛対象を決めるまで、どんなステップを踏んでいますか?
基本的には、こんな流れが多いのではないでしょうか?
1.まず、A君の存在を知る(認知)
A君:はじめまして、Aといいます。○○君の友達です。よろしくお願いします。
あなた:はじめまして。(○○君の友達のA君なんだ、今まで知らなかったなー)
2.お互いのいろんな話をする(興味関心)
A君:写真撮影とバーベキューが好きで、アウトドア派なんです~
あなた:(ワイルド過ぎず、活動的な感じなんだなー)
3.デートに誘われる(比較検討)
A君:プラドーのチケット貰っちゃったんだけど、一緒に行かない?
あなた:ありがとう!(あ、ちょうど行きたいと思ってたんだよな。美術館て、知的な感じでいいかも。)
そして美術館当日…
あなた:(この人といると楽しいな。あ、この前のB君とのデートよりしっくりくるかも。でも、本当にこの人でいいかな?)
↑ 比較というより、めっちゃ「吟味」。人生かかってるから。
4.正式なオファー(購入)
A君:付き合ってください
あなた:こちらこそよろしくお願いします!
めでたしめでたし。
こんな流れなんではないでしょうか?
これが、マーケティングを恋愛に例えたお話です。
消費者心理(告白を受ける側の立場)と、売り手の心理(告白をする側の立場)、両方、楽しめましたか?
まとめると・・・
売る側(A君)は、消費者(あなた)の好みをリサーチして、美術館デートを仕掛け、A君らしさが受け入れ&気に入られ、成約に至ったんですね。
一方の、あなたは、A君を知って、興味を持って、他の男性と比較検討して、オファー(買いませんか?)といわれ、購入した。わけですね。
どうですか?
恋愛を通して消費者心理&売りての心理を体験しながらマーケティングを見てみると、なるほどっ!と思いませんか?
是非、あなたの日々の活動が、マーケティング的に言うと、うまくいってるかな???を一度恋愛視点でチェックしてみてくださいね。