【女性起業家のための確定申告】経費の勘定科目って何!?
こんにちは、吉田せいこです。
ママ起業・女性起業家の皆さま♡
確定申告の下準備、進んでいますか?
レシート・請求書溜め込んでいませんか!?
う、う、う・・・・
あの、戸棚の箱の中に・・・・・大量のレシートが・・・・・
大量に、しかも大切に大切に、しまい込んである・・・・・・・
と思ったあなた。
大丈夫です。
確定申告のためには下準備として「帳簿」つけなきゃならないのに
やっていない、、、ということは、よく聞きます!
(あまり大きな声でみんな言えないだけです。コッソリ)
だって、本業に、家事、子供のお世話。
ママ・女性起業家たちは超忙しいんです!
なので、むしろ、確定申告のための帳簿付けは「まとめてやった方が時短」
になると私は思っています(^-^)
(あまり大きな声でみんな言えないだけです。コッソリ)
※帳簿をいつつけるかは、税務上正しく言うと「発生主義」らしく、
発生の都度ちゃんと帳簿つけましょうってことらしいです(笑)
しょうがない、しょうがない、今からやれば大丈夫です♪
確定申告に間に合えば大丈夫ですから~(^-^)
なんですけどね。
調べようと思って、国税庁のHPを見ると・・・・
一気にやる気をなくすのは、ワタクシだけでしょうか(-_-;)
そして、いざ、帳簿を付けようと思うと・・・・・
このレシートは「何の勘定科目に振り分ければいいの!!!!!???」
チーン(-_-;)
さらにやる気おきない・・・・
なので、女性起業家の必要経費の勘定科目を簡単にまとめてみようと思います。
これさえわかれば、苦手意識のある確定申告の下準備(帳簿付け)は、
単純作業に早変わり!
この記事を読み終わるころには、
「やらなきゃ・・・でもわかんない(-_-;)」から
「ららら~~な~んだ、簡単じゃん♡(*’ω’*)」に変身していただけます♪
勘定科目ってなに?
さて、そもそも勘定科目ってなんだ、、、、って方もいらっしゃるので、
ここに確定申告書の画像を実際見てイメージしやすくしておきますね。
画像のピンクで囲まれたところが確定申告書の経費を入力する箇所ですが、
「何に」「いくらかかったか」を分けて入力します。
「何に」= 「勘定科目」と考えていただければOKです。
白色申告書の場合の勘定科目
白色申告書の場合の科目は下の図のピンク囲みをみてください
※見にくかったら国税庁HPのここからPDFファイルが見れます
※万一リンクが飛ばない場合は国税庁HP確定申告書から見てください
青色申告書の場合の勘定科目
青色申告書の場合の科目は下の図のピンク囲みをみてください
※見にくかったら国税庁HPのここからPDFファイルが見れます。
※万一リンクが飛ばない場合は国税庁HP確定申告書から見てください
確定申告書のイメージは沸いたでしょうか?
それぞれの勘定科目(「何に」)いくら使ったか記載します。
次は、どんな経費をどの勘定科目に入れればいいかをまとめました★
勘定科目一覧と、どの勘定科目にどんな経費を入れるか?
下の一覧は、実際に白色申告で提出する収支内訳書(一般用)、
青色申告で提出する損益計算書(一般用)に表記されている経費の勘定科目になります。
それぞれの科目にどんな経費がそこにあてはまるか、簡単にまとめました。
自分のレシート(経費)が、これのどれに一番ふさわしいかを考えて
勘定科目を決めていってくださいね。
なお、これを見てもどの勘定科目にすればいいかワカラン・・・・という
難題・不明点に遭遇した場合は税務署または税理士さんに確認してくださいませ(*’ω’*)
勘定科目 | 内容 / 例 |
---|---|
租税公課 | 税金として支払った費用 例)個人事業税、固定資産税、不動産取得税、自動車税、登録免許税、印紙税 |
荷造運賃 | 商品や郵便物の梱包・配送費用 例)ダンボール箱、ガムテープ、梱包緩衝材、郵便手数料 |
水道光熱費 | 事業運営に必要な電気料金・ガス料金・水道料金などの費用 例)水道料金、電気料金、ガス料金、灯油代 |
旅費交通費 | 移動費や宿泊費など 例)電車・バス賃、タクシー代、航空運賃、駐車場代、出張宿泊費、ガソリン代 |
通信費 | 通信のために必要な料金 例)ネット回線料、電話料金、切手代、はがき代、ファックス代 |
広告宣伝費 | 商品やサービスの広告・宣伝に使う費用 例)チラシ、看板、ポスティング費用、インターネット広告、試供品 |
接待交際費 | 取引先や得意先の接待費用、事業に関わる人との交際費用 例)取引先との飲食代、お得意先へのお祝い金・贈答品、取引先との手土産代 |
損害保険料 | 事業を万が一の事故や災害から守るためにかけた保険料 例)自動車保険、自賠責保険、火災保険、賠償保険 |
修繕費 | 建物や器具備品などの修理代 例)事務所の改修・修理費、パソコン修理代 |
消耗品費 | 10万円未満、もしくは法定耐用年数が1年未満のものを購入する際の費用 例)文房具、伝票、名刺、印鑑、CD、電球、10万円未満のパソコン |
減価償却費 | 高額な固定資産を一定期間にわたって計上する費用 例)コピー機、パソコン、自動車、事務所のための机・イス |
福利厚生費 | 従業員の組織貢献度や勤労意欲の向上などを目的として活動した費用 例)レクリエーション費用、お祝い・お見舞金、従業員健康診断 |
給料賃金 | 従業員に支払う給料 青色事業専従者に対する給料は、下記の専従者給与に当てはまる。 |
外注工賃 | 外部の業者に業務委託した場合の費用 例)ホームページ運営費、システム開発、デザイン |
利子割引料 | 借入の支払利息や手形の割引料など 例)金融機関への支払利息など |
地代家賃 | 事業所等の土地や建物にかかる賃借料や使用料 例)事務所・店舗の家賃、駐車場料金など |
貸倒金 | 売掛金や貸付金の回収ができなくなった場合に損金処理する際の科目 例)売掛金、未収金、前渡金、貸付金 |
雑費 | 必要経費で、どの勘定科目にも属さない少額費用 例)ごみ処理代など |
専従者給与 | 青色事業専従者に支払う給料 例)青色事業専従者として従事している妻への給与 |
ちなみに、どの勘定科目にも当てはまらない経費を「雑費」で計上します。
しかし、雑費の金額が大きくなると、いったい何の利用なのか不明になり、
経理上は好ましくありません。
特定の支出金額が大きくなる場合には、自分で勘定科目を作ってOKです。
白色申告の場合に提出する「収支内訳書」や、青色申告で提出する「青色申告決算書」の
経費欄には、あらかじめ空白が用意されていますので、この空白に、
自分で作った勘定科目を記入してくださいね。
【女性起業家・ママ起業家に多い勘定科目の例】
新聞図書・研修費・・・・知識向上・技術向上のために購入した書籍、セミナー代
リース料・・・・・・・・コピー機や車をリースしている場合
諸会費・・・・・・・・・協会所属の会費など
まとめ
いかがでしたでしょうか?
勘定科目って聞くと難しいですけど、
この経費を「何に使ったか」という観点で分類していけば大丈夫ということが
お分かりいただけたかなと思います。
ここまでわかれば、あとは、帳簿にどんどん入力するだけ!
確定申告のモヤモヤ~が「単純作業に早変わり♡」
頑張ってやっていきましょう~(^^)/