ビジネスを意識し始めた女性起業家さん。写真・画像の肖像権、本当に大丈夫?
もっと飛躍したい女性起業家のための
ブランディングコンサルタント&LP・HP制作の 吉田せいこです。
とりあえず起業、ママ起業からステップアップして「ビジネス」や「魅せ方」、「見た目」を意識し始めたら、SNSやブログにもキレイな画像をつかったり、名刺にもデザインを入れたりすると思います。
綺麗な写真が無料で使え、商用利用もOKのサイトと言えばpixabay。
でも、そこに掲載されているからといって、どこでも使えるわけではない事件に遭遇したので、こちらでご紹介します。
女性起業家さん、その「モラル」、お客様からチェックされていますよ
ビジネスとして仕事を広げていきたいときに、法令違反、著作権侵害、肖像権侵害などは気を付けたいポイントですね。ブランディングをしていくにあたり、「モラル」は非常に大切です。モラルを守ることは当然ですが、モラルを守っているのかどうかというのは、お客様からもチェックされていますので、参考にしてみてください。
といっても、ここで書いている記事は、私が危うく失敗しそうになった事例です。。。なので偉そうに言いたいわけではなく、、、
誰にでもヒヤリハットすることはあると思うので、お互い気をつけていきたいですね、という趣旨で書かせていただいております。
私が失敗しそうになった事例
今回は、コンサル~WEB制作、名刺制作まで、全部まとめて依頼いただいている苅部世詩絵さんの名刺を作成するにあたり、画像検索していました。
AI時代に輝く人財を家庭で賢く育てる! をキーフレーズに展開されている方です。
AI時代なのに、「プログラミングを習わせる」ではなく、「家庭で賢く」というギャップを狙っているキャッチコピー。
名刺で印象を残すために、今、人気のある「AI」をデザインに入れることで、一瞬で目を引いてもらえるようにしようと考えていました。
pixabayで見つけた画像はこちら。
それを、加工して、透過させて、名刺に入れました。
ふ~完成。と思ったのですが、
なんだか「ざわつく心」・・・
今までのビジネスの経験からくるなんとな~く、嫌な予感。
「Pepper 肖像権・・・大丈夫だっけ?」
そして、SoftbankのWEBサイトを検索したところ、やっぱりありました。
Pepper利用のガイドラインが。47ページにもわたるガイドラインです。
https://www.softbank.jp/mobile/set/data/static/robot/legal/pepper_character_guideline_supplement.pdf
そして、読み進めると・・・36ページ目。
ツールグッスのNG例の一番最初に「名刺」がダメ、と書いてありました。
他にも、看板、ポスター、勝手にグッズなどは作ってはいけないということですね。
発注前に気づいてよかった。
クライアント様のブランディングを傷つける・・・そんな危ない場面でした。
まとめ:有名どころのキャラクターは無料素材・画像集に出ていても、使う前にチェックが必要
pixabayにあがってるから、何でも使ってOKというわけではない!!ので、皆さんもご注意ください。特に、有名どころのキャラクターの画像、写真を使う場合は、チェックしてくださいね。たいていの場合、そのブランド・キャラクター会社のHPなどにガイドラインが掲載されています。NGの説明もありますが、使っていい場合のルールについての説明もあります。
補足:けがの功名?反対に事前申請したら利用できるものもある
今回のPepperのガイドラインを読んで新たな気づきがありました。
使用禁止のガイドラインもありましたが、反対に「事前に申請したら利用してもOK」「こういう使い方なら利用OK」という説明もありました。
・Pepperを撮影した写真を掲載するのはOK(ソフトバンクのHPなどから画像を取ってくるのはNG)
・広告などに掲載するのは「ラジオ」「新聞」「雑誌」「チラシ」は事前許諾申請で使用OK
・ただし、同じ広告でも「SNS広告」「WEB広告」「屋内広告」「屋外広告」はNG
なので、教育系、プログラミング系のお仕事をされている方は、このガイドラインを読んで、うまくアイキャッチ、お客様の引き寄せツールとしてPepperを活用することができるかもしれませんね!
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